今般は、当塾にて育てている観葉植物サンスベリア(サンセベリア)の葉挿しに成功しましたので、ご報告させていただきます。
以下は令和4年4月30日に撮影したものです。
写真中央より少し下のところに可愛らしい芽が出てきているのがおわかりいただけますでしょうか?
念のため、拡大してみます。
ちなみに、親株にあたる元の葉っぱは4年ほど前にどこかのホームセンターで購入したものです。
サンスベリアは初心者でも育てやすいと言われていますが、実際に育てるのは簡単でした。
乾燥に強い植物なので、水やりを長期間忘れていてもピンピンしているほどです。
しかしながら、育て始めて3年ほど経過した昨年ごろから数枚の葉っぱに腐敗がみられるようになりました。
ダメな葉っぱをはさみで切り取ると、何ともまあ寂しい姿に...
そんなとき、「葉挿し」という方法を見つけました。
その名の如く、葉っぱの一部を土の中に挿しておくと、新しい芽が生えてくるという方法です。
本来ならば、葉挿しには元気な葉っぱを使う方が良いらしいのですが、担当者は腐りかけている葉っぱのキレイな部分を利用して行いました。
というよりむしろ、元気な葉っぱを葉挿しに回せるほど数に余裕がありません。
マニュアルに従わないやり方のせいで、土に挿す前の乾燥させる段階で腐るもの、土に挿している間に腐るもの、失敗に終わるものが数多くありました。
こんなことをして本当に芽が生えてくるのか、少し懐疑的にさえなっていましたが...
待つこと約1年、かろうじて生き延びていた少数精鋭から芽が生えてきたではありませんか!
オ~♪サンスベリア~♪
『オー・シャンゼリゼ』の曲調に合わせて
新しい芽に気づいたときは、思わず歌い出したくなるほど胸が高鳴りました。
それにしても、教育の場たる塾において植物が育って新たな芽が出るというのはとても縁起の良いことですね。
成長の喜びを噛みしめ、当塾は今後も塾生の皆様の指導に励んで参ります!
何卒よろしくお願い申し上げます。
追記;
冒頭部の写真からおよそ1ヶ月半後、6月13日の様子がこちら。
わずかな期間で随分と成長しましたね。
なんとも感動的です。