大学受験の科目を野球に例えてみました

実を言うと、担当者はなかなかの野球ファンです。

子どもの頃から日本のプロ野球がとても好きでした。

もちろん(?)、贔屓ひいきチームは兵庫県の西宮市に本拠地球場を置くあの球団です。

日々の勝敗に一喜一憂しながらも、チーム状態の悪いときなどは自らでオーダーや選手起用を考え、「自称 最強監督」を気取って楽しんでいます。

というよりもむしろ、この球団のファンは担当者と同じような楽しみ方をしている人が多いのではないでしょうか。

しかしながら、塾という商売をやっている身としては、平日のナイター中継をリアルタイムで観れないのが残念でなりません。

プロ野球の話はさて置き...

今回は、大学受験の科目を担当者の趣味の野球に例えてみたいと思います。

各科目に野球の守備位置や打順を割り当ててみるという企画です。

随分とふざけた企画ではありますが、かなり真剣に考えました。

なお、あくまでも担当者の独断と偏見で行っておりますので、様々な異論反論もおありかと思われますが、そこら辺はご容赦ください。

9人の選手

野球は最低9人の選手が必要なスポーツなので、「国語」「数学」「英語」「理科」「社会」の5教科では編成が組めません。

そこで、5教科をいくつかの科目に分ける必要がありますが、「国語」「数学」「英語」は科目分けをせずにそのままにしておきます。

この3教科は共通テストの数学を除いて大学受験では科目に分かれて出題されることはありません。

よって、「理科」と「社会」を3科目ずつに分けることにします。

  • 「理科」 → 「物理」「化学」「生物」
  • 「社会」 → 「地理」「世界史/日本史」「公民」

「理科」で選択者が比較的少ない「地学」は控え選手ということにしておきます。

「社会」の「公民」は現行の課程では「現代社会」(「公共」)と「倫理」と「政治経済」に分かれるようですが、ややこしいので一括りにしておきます。

「国語」「数学」「英語」「物理」「化学」「生物」「地理」「世界史/日本史」「公民」

それでは、この9選手で戦っていきましょう!!

監督 私

担当者の主観ではありますが、暗記系の科目は攻撃的なイメージ、応用系の科目は守備的なイメージを持っています。

その前提で各科目の役割を考えていきます。

国語
5教科のリーダー格。
皆の前を向くキャッチャーが良さそうです。

数学
理系のエース。
数学はピッチャー以外考えられません。

英語
文系の王、最強の暗記科目。
英語は初代4番バッターに任命します。

理科 (物理 化学 生物)
理系のスーパーサブ。
守備機会の多いポジションに配置し、打撃では小技を求めます。

社会 (地理 歴史 公民)
文系のリーサルウェポン。
クリーンナップを任せ、チャンス場面での一発を期待します。

さて、これらのことを踏まえた上で、以下が担当者の考えたスタメンオーダーです。

1番 ショート 化学
2番 セカンド 物理
3番 レフト 地理
4番 サード 英語
5番 ライト 世界史/日本史
6番 センター 生物
7番 ファースト 公民
8番 キャッチャー 国語
9番 ピッチャー 数学

我ながら上手く編成できたと自負しております。

皆様のお考えと一致するところはありましたでしょうか?

最後に 高校生の皆様へ

何でも野球に例えるのは「年配者の思考」と思われるかもしれませんが、担当者はそこまで年を重ねていないはずです(多分)。

とはいえ、物事を何かに例えて考えることで、思考がクリアになることはよくあります。

担当者はたまたま野球が好きだったので野球に例えてみましたが、同じことをサッカーに例えてみてもおもしろいかもしれません。

スポーツに限らず、高校生の皆様が好きなゲームなどに例えてみるのも良いでしょう。

このように、自分の好きなものに置き換えて考えてみることで、辛い受験勉強も幾分かは楽しくなり得ます。

ただ勉強をするだけではなく、勉強そのものについて考えることはとても大切です。

是非とも実践してみてください!!